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イケメン部とあたし

第2章 出会い。

――「「いってきまーす」」

翌日、今日は仁と家を出た。


「仁、今日はいつもより遅いんだね」

「まあなー。今日は真子ちゃん、来ないから…」

まこちゃん…ああ。仁の彼女ね。

ガキなのに舐め腐りおってるよねー、あははー。


「…青臭いガキが、大人ぶりやがって。」

「なっ、なんだよ!うるせーな!嫉妬か非リア!」

「んだとコラッ!!!」


非リアはないでしょ!?
私は仁に一発お見舞いした。


「っ~~~、いってえ…」

「ふんっ。アンタみたいな奴は、痛い目みなきゃわかんないのよ。じゃあねっ」

そこで仁とは別れ、仁と反対側の道を行く。


――カシャッ

「っ、へ?」

…今何か…聞こえなかった…?

私は不審に思いながらも、時計を見て遅刻しそうなことを知り”まあいっか”と学校へ走った。


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