
深く愛して 。
第2章 先生ん家
「く…み久美!!」
ん?誰かに呼ばれてる
「ん…なに?」
肩を揺すられていたので目を開けた
「あれ…先生?」
あー!!
そっか先生の家に泊まることになったんだ。
てか部屋で寝ちゃうって…笑
「久美ソファーなんかで寝たら風邪ひくだろ。」
そういってブランケットを羽織ってくれる先生。
「あれ?先生久美のこと名前で呼んでたっけ?」
「ん?2人きりの時だけな(笑)
学校でもないのに“太田さん”なんて堅苦しいだろ?」
「あ、そっかぁ…」
久美はなんて呼んだらいいんだろ?
先生のままでいいのかな。
「あ、そうだ俺のこと翔って名前で呼んでね?
あとこれ合い鍵だから。」
そういってストラップとか付いてないシンプルな鍵が渡される。
「あ、先生…翔ありがと。」
