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男が、チームを、さとす。
「青龍が、作った、もののけと戦った時のオマエ達は、青龍の役に立ちたいという思いが、見てとれた。」
玄武の話に、チームは、夢中になる。
男が、説明を、リピートした。
「私の時は、カオスに、そむくのではなく、受け入れようとしている様に、見えた。それは、自然と、折り合おうとした様に、思えた。」
そして、玄武が、ひたむきな、言葉を唱える。
「だから、私と青龍は、（＊）お前達を、信じようと、思ったのだ。」
チームは、男の話を、メモリーに、吸収したのだった。
玄武が、話をまとめた。
「白虎が、お前達に、好奇心を、抱いている様だ。」
チームの気持ちは、整ったのだった。
そして、風のカオスと、あいまみえた。
白虎、というので、姿が、虎なのかと思いきや、なんと、1人の、女性なのだった。
細身のスタイルで、金髪の、セミロングだ。
細身の、スーツを、まとっている。
チームを、試すという事なので、人間の姿に、なった様だ。
しかし、そのルックスとは、ウラハラである。
巨大で、強大な、太古の風を、司っているのである。
無表情で、だ。
巨大な、強風を、振りまく、白虎。
とてもではないが、人類の力では、風のカオスを、取り入れるのは、難しい様である。
太古の風で、ガードしている為、チームの、ライトサーベルが、機能しないのだ。
白虎に、接近すら、ままならないのである。
科学のシールドで、ディフェンスにはいるチーム。
風のカオスが、チームに、尋ねる。
「（＊）オマエ達は、我々を、何だと思っているのだ・・・？謙虚な気持ち、ありがたさ、そして、感謝の心、分からないのか・・・？」
そして、風だけではなく、右手から、光線まで、使いこなす、白虎。
チームは、これを、なんとかかわす。
褒得が、思わず、口走る。
「何だ！？ありゃあ!!どうすんだよォ!？」
3人は、太古の風に、押されているため、答える事さえも、容易ではない様である
。
この時であった。
領楽が、ひらめいた。
（青龍と、玄武に、頼むか・・・!？）
これを、隣りで、眺めている、スーツを装っている男が、いる。
そうなのだ。
この男が、玄武なのである。
玄武は、チームを、見守っている様だ。
しかし、領楽が、再び、思う。
（それは、いけねェか。試されてんだ・・・!!）
風のカオスは、チームの、様子を、見ているようだった。