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白虎が、チームに、接しようとする。
「私の事を、知りたかったのか。私というカオスを、認識しようとしたのか。私の言わんとしている事を、理解しようとしたのか。」
チームは、カオスに、目を向けたまま、言葉を口にしようとはしない。
白虎が、再び、説明する。
「領楽という人間、お前だったな。サーベルを、投げたのは。（＊）何かを、変えたいという、お前の思いが、私には、分かった。」
一息あけて、カオスが、チームに、伝える。
「よかろう。お前達（人間）の思想、私は、しっかりと、受け入れよう。」
光り、煌めく、金髪の女性は、風を装って、この場を後にしたのだった。
トウキョウ都でも、山側に、ポジションをとっている場所で、キセキという風が、そよいだのだった。
褒得が、喋る。
「パツキンのネーチャンかと、思ったら、白虎が、人間になった姿とはな。分からんかったな。」
果歩が、薄笑みで、これに応える。
「アンタ、それ、白虎に、言わなくてよかったね。言ったら、私達、はったおされてたかもしれないよ。」
褒得が、言葉を返す。
「言えるワケねーだろ!!」
チームの雰囲気が、なごやかになったのだった。
これを、眺めた後、玄武が、チームに誉め言葉を与える。
「よくやった。あの、白虎を、説得するとはな。お前達のコンビネーションと、人間力が、白虎に、通用したんだろう。」
これを、聞いた後、チームが、横を向くと、男は、いなかった。
そこに、いたのは、なんと、巨大な亀の姿だった。
チームは、言葉を表せなかった。
（これが、玄武か・・・!？）
カオスが、呟いた。
「人間という生物も、いろいろな種類が、あるものだな・・・。」
玄武は、この場から、消えたのだった。
レオンハルトが、この後、口ずさむ。
「誰かさんと、言っている事が、似ている様だな。」
領楽と、レオンハルトと、果歩が、褒得に、目を向ける。
褒得が、不思議そうな、表情になった。
「ハ!？」
彼以外の3人が、笑いをまとった。
褒得は、クエスチョンを、携えたまま、チームに、目を向けていたのだった。