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私の彼は××さん

第2章 秘密

私の左手をとって薬指を立たせた

『僕と結婚するんだよ…?結納。だから君はお嫁さんかな〜?』


待って…!!


「…え?…?」

口をポカンと開けて私は更に間抜け顔だっただろう


『ははは!まあ。君のお父様に聞くと良い。君がお父様からの電話も訪問も無視するから俺がさっきあそこまでしてあげたんだよー!あはは!』

…彼はそういうと

“チュ”

また私の唇にキスをした

「…ちょっ…会社に電話」

『もうしたよ!辞めますつきで』

「家の引き払い」

『田川さん良い人だったよ〜お茶頂いたしね〜』

「引越し…」

『夕方にはここに届くから〜』

「私の家…」

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