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恋のハードル高し!!(に)

第1章 予兆

コンビニで3つ入ったプリンを手渡された。


「ねぇタクぅ、こっちの方がいい」


私は大きいサイズの焼きプリンを指させば、逞は私の肩に手を置いてレジに押す。


「ミラ、プッチンプリン好きだろ?……それに、あんなデカイの3つも食ったら太るよ」


「ぽっちゃりして可愛くなるかもよ?……幸せ太り」


「いや、ミラの成れの果ては、ただの大食、中だるみの肥満デブだね」


……これでも彼氏か?!

私あんぐりと口を開ければ、鼻で笑ってレジで会計をする。

その後、逞の家に向かう中、ぽっちゃりとデブの定義を語られた。

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