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痛い女の子の妄想劇場

第2章 ~日常の崩れ去る音~

私は少女に礼を言いながら、ボンネットから降り、その少女を観察した。
少女の服装は至って普通だったが、手に持っているものが、明らかに普通じゃないものだった。
なぜなら、彼女が手にしていたのは、銃のような不思議な物だった。
「あたし真人って言うの。君、名前は?」手に持っているものとは裏腹に
少女の顔には、無邪気で明るい笑顔が浮かんでいた。

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