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案内屋 〜アンナイヤ〜

第5章 きさらぎステーション 其ノ最終章

「そしてついに!最後の生贄がここに来た。よくのこのこと入ってきたものだ。この馬鹿め。牛頭の者をさらって生贄にしたのでは私が疑われる。都合が良かったよ彼が此処に来たのは。」

「やめろ!渋谷さんをそこから離せ!」

「説得で済むと思うか?愚かな小僧よ。」

凛丸はもう我慢など出来なかった。
怒りを抑えられない
自分の中のアドレナリンが喚いているのが分かった。

「だったら力付くでも、渋谷さんを助ける!!!」

DCAを強く握る

ー瞬間、具現化

だがそれは不自然だった。
ディメンションスタートの音声入力もスイッチの入力も無しにDCAが起動した。

しかし、そんなことに気を取られてる暇では無い

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