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案内屋 〜アンナイヤ〜

第5章 きさらぎステーション 其ノ最終章

本人にすら把握出来ない程の運動能力
常人を逸脱した力
DCAは彼の右腕だけで無く、彼の体全体を変えていた

「殺すなァアアアアアア!!!!!」

飛び出した凛丸は体を捻り、一回転するように神前の上を飛んだ。
凛丸の右腕が何かを切り落とす
肉と血が滴る音がする

彼が切り落としたのは神前が小太刀を握っていた右腕だった

肩からごっそりと切り落とされていた

「あ…ああ…ぐぁああああああ…!!!!」

痛み。それは自分が行ってきたことへの罰。

「クソ…!クソ!クソクソクソクソ!!!!!ふざけるなァ"ァ"ァ"…こんなとこで…」

神前は凛丸に憎悪の目を向ける

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