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案内屋 〜アンナイヤ〜

第6章 アライ ザ ほーむ 其ノ一

「へぇー、意外だな。どんな仕事?」
「えっあぁっいや…その…」

答え方が分からない。
真実そのままに伝えたら余りにもオカルトチックかつ、現実からぶっ飛んでいる。
例え信じてもらえたとしても一般人が知ってはいけない仕事だ。
凛丸は苦心した。

「えっと…地元の観光案内所かな…!」

苦しい言い訳だか、一応 案内屋東京支部は表向きには観光案内所として運営している。

「へーぇ!ホントに意外だな。」

「はは…いやぁ。」

なんとか切り抜いた。ホッと一息吐く。

「あ、そういえばさ塔。」

鳴瀬はおもむろに携帯電話をいじり出した
何かを調べているようだった

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