テキストサイズ

案内屋 〜アンナイヤ〜

第6章 アライ ザ ほーむ 其ノ一

「陣内さん...これってまさか幽霊...」

「バカなんですか渋谷さん。警察が心霊写真でウチに協力を仰ぐわけないでしょう。ビビりも大概にして下さい。凛丸くんに教えちゃいますよ?」

鏡音が冷たく渋谷を諭した

「バカとはなんだテメー!おれはっ..!俺はビビってんじゃなくて..」

「渋谷うるさいぞ。これは実際に白い家の中で発見された遺体の写真だ。」

この空気の理不尽さに渋谷は落胆し、とりあえず本件に集中することにした。

「こんな風に、似たような案件が立て続けに起こっているらしい。廃墟マニアだとかオカルトマニアだとかが被害にあっている。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ