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案内屋 〜アンナイヤ〜

第6章 アライ ザ ほーむ 其ノ一

"不気味" 。 否、 "ブキミ" である。

奇妙な空気が漂う

誰もいないのに、まだそこに誰かいるような生活感。

異常な空間に対する謎の生活感がブキミさを醸し出しているのだ


「凛丸、どうだ?すげぇだろ〜ここ?」

自慢することではない。
楽しむところでもない。

「中入るぞ凛丸。」

成瀬はガシガシと草木を分けて廃墟へと向かった。
廃墟、「新井さんち」。
様々な逸話が残る廃墟だ。

「成瀬!待ってよ!」

凛丸は慌てて成瀬を追いかける。
置いていかれることへの恐怖では無い。
成瀬の身の安全が心配なのだ

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