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案内屋 〜アンナイヤ〜

第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二

「白い家で何が起きているのか?それはさっき説明した通りだ。理解してるな?」

説明、とは渋谷と鏡音が陣内から聞いた話だ。

その内容はやはり、オカルトめいたものだった。
しかし、自分達に今回の事件解決依頼が来ているということは、ただのオカルトではないのだろう。

自慢気に白い家の噂を語っていたが、結局自分がそれに関わることになった。
凛丸はただただ墓穴を掘ったと後悔した。

「…渋谷さん、正直言っていいですか?」

凛丸はずっと気になっていたことを聞く

「なんだ?」

「前回はまだしも、今回は案内屋が手を出す事件じゃ無い気がするんですが…。白い家での死亡事件、普通に警察が解決すべき問題なのでは?」

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