案内屋 〜アンナイヤ〜
第2章 きさらぎステーション 其ノ二
そこには不気味な駅の画像と、2ちゃんねるのチャットの様子が表示されていた。
「なんだか…気味の悪いところですね…。」
「そりゃそーだ。ここは地図上にも存在しない、謎の駅だ。この私鉄に乗り、ある条件が揃うと出現するらしい。」
「ある条件…?」
渋谷の言葉に寒気がしたが、凛丸は気になってしょうがなかった。
「この私鉄に乗っていると、牛頭駅ってとこから急に他の乗客が眠り出して、誰も居ない駅に辿り着くらしい。それが噂のきさらぎ駅。ほぼ確実に行けるらしいが、まず立ち寄る奴はいねぇな。」
渋谷が語ったことは想像以上に恐ろしい内容だった。
「どうして、そんなところに僕らの仕事が?」
「まぁ、これから現地に着いてから教えることをよく聞けば、分かるよ。そこがどんな場所かってのも。俺らの本当の仕事内容もな。」
「なんだか…気味の悪いところですね…。」
「そりゃそーだ。ここは地図上にも存在しない、謎の駅だ。この私鉄に乗り、ある条件が揃うと出現するらしい。」
「ある条件…?」
渋谷の言葉に寒気がしたが、凛丸は気になってしょうがなかった。
「この私鉄に乗っていると、牛頭駅ってとこから急に他の乗客が眠り出して、誰も居ない駅に辿り着くらしい。それが噂のきさらぎ駅。ほぼ確実に行けるらしいが、まず立ち寄る奴はいねぇな。」
渋谷が語ったことは想像以上に恐ろしい内容だった。
「どうして、そんなところに僕らの仕事が?」
「まぁ、これから現地に着いてから教えることをよく聞けば、分かるよ。そこがどんな場所かってのも。俺らの本当の仕事内容もな。」