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案内屋 〜アンナイヤ〜

第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二

部屋の奥に階段がある。
二階に上がる為のものだ

「凛丸、俺が先行する。」

「分かりました…。」

明かりはあるが不気味な雰囲気は否めない。
夜の廃墟。
何かが起こる場所。

渋谷が足音を静めて階段を上がる

二階、今のところ何も起きていない。

ただ、どことなく何者かの視線を感じる。






"誰か居る"







こっちには見えないのにあっちから見られている気味の悪さ


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