案内屋 〜アンナイヤ〜
第2章 きさらぎステーション 其ノ二
「投稿者は通称 "はすみ" 。はすみはいつも通りの通退勤用の列車に乗っていた。しかし突然見知らぬ駅に辿り着く。どうしたらいいか分からず2ちゃんにて助言を求めるが、停車したきさらぎ駅で降車。その後、来た道を帰る電車も来ないので、助言を元に来た線路を渡って帰ることにした。」
凛丸には嫌な予感しかしていなかった。この手のリアルなホラーには不慣れだった
しかも自分が今まさにその現場にいると考えると、恐ろしくて仕方がない。
「はすみは列車で通過した覚えのあるトンネルを抜けた。だが、未だ民家すら見えず立ち往生。しかし、そこに一人の人間が現れた。はすみはソイツの言うことに従い、ソイツの車で街まで送っていってもらえることになった。その頃丁度、はすみのケータイが充電切れ間近。「無事帰ったら、必ずこのスレに戻ってきて報告します。なのでしばしお待ちを。」この書き込みだけ残し、はすみはそれ以降更新しなかった。」
「でもそれって、単に面倒になったからじゃないんですか?」
素朴な質問を渋谷にぶつけた
凛丸には嫌な予感しかしていなかった。この手のリアルなホラーには不慣れだった
しかも自分が今まさにその現場にいると考えると、恐ろしくて仕方がない。
「はすみは列車で通過した覚えのあるトンネルを抜けた。だが、未だ民家すら見えず立ち往生。しかし、そこに一人の人間が現れた。はすみはソイツの言うことに従い、ソイツの車で街まで送っていってもらえることになった。その頃丁度、はすみのケータイが充電切れ間近。「無事帰ったら、必ずこのスレに戻ってきて報告します。なのでしばしお待ちを。」この書き込みだけ残し、はすみはそれ以降更新しなかった。」
「でもそれって、単に面倒になったからじゃないんですか?」
素朴な質問を渋谷にぶつけた