テキストサイズ

案内屋 〜アンナイヤ〜

第8章 アライ ザ ほーむ 其ノ最終章

鏡音は少し俯いた。

普通に見えていたらどれだけ良いだろうか

しかも、この仕事は…


「しかも、この仕事はね…。」

言葉を噤んだ
それを渋谷が続けた

「鏡音にとって、生命線なんだ。」

「え?」

重たい質問になってしまった
凛丸は少し反省した。


「案内屋はどうしてこんなヤバい業種なのに情報が一切バレないのか?なのにどうしてフリーペーパーやチラシとか軽いやり方でスタッフを募集しているのか?分かるか?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ