案内屋 〜アンナイヤ〜
第8章 アライ ザ ほーむ 其ノ最終章
確かに、少しだけ疑問に思っていた。
凛丸はふと自分が道端で拾ったあのチラシのことを思い出す。
「それは、辞めた時に記憶が消されるからだ。DCAを強制的に所有させ、いざ辞めた時や逃げた時に、DCAのブレイン・ダイブ機能を使って案内屋として活動してきた全ての記憶を消す。これはDCAが完全に破壊された時にも同じことが言える。」
ブレイン・ダイブ。
DCAが所有者に合わせて変化する要因とも言える機能。
所有者の脳内イメージや、その所有者の傾向を読み解き、それを形にする。
あくまでDCAの基本能力だが、いざという時の為の "時限爆弾" のようなものでもある。
「DCAにそんな機能が…」
「だから、もしも鏡音が案内屋を辞めたりしたら、記憶は消えるし目はまた見えなくなるし…と、散々な目に遭う。」
凛丸はふと自分が道端で拾ったあのチラシのことを思い出す。
「それは、辞めた時に記憶が消されるからだ。DCAを強制的に所有させ、いざ辞めた時や逃げた時に、DCAのブレイン・ダイブ機能を使って案内屋として活動してきた全ての記憶を消す。これはDCAが完全に破壊された時にも同じことが言える。」
ブレイン・ダイブ。
DCAが所有者に合わせて変化する要因とも言える機能。
所有者の脳内イメージや、その所有者の傾向を読み解き、それを形にする。
あくまでDCAの基本能力だが、いざという時の為の "時限爆弾" のようなものでもある。
「DCAにそんな機能が…」
「だから、もしも鏡音が案内屋を辞めたりしたら、記憶は消えるし目はまた見えなくなるし…と、散々な目に遭う。」