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案内屋 〜アンナイヤ〜

第8章 アライ ザ ほーむ 其ノ最終章

「気になることがあるんだ。」

「え?」

渋谷は凛丸の右腕を指差した

「その右腕…つまりは、DCAと融合した右腕に埋め込まれたビデオテープ、どうしてお前が持ってたんだ?新井さんちの行き過ぎた記録映像だから、それはバックアップチームが回収したはずだ。」

確かに、それについては凛丸も疑問に思った。

しかし、答えは出ていた。


「…多分、これが一番ヤバい話になると思うんですが」

数秒俯き、顔を上げる。

「誰かが意図して入れたんじゃないかと思います。」

「何だと…?」

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