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案内屋 〜アンナイヤ〜

第4章 きさらぎステーション 其ノ四

渋谷は呆れたようにため息を吐いた

「…ったく。途中でコンビニ寄ってやるから我慢しろ。」

二人は仕事へと向かうのだった。



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ホテルを出て30分は経過していた。
コンビニで異常な量の朝飯を調達し、助手席で一人消費し続ける凛丸を見て渋谷はまた溜息を吐いた

「オイ、そんなに食ってどうすんだよ。」
「中々お腹いっぱいにならないんですよね。」

凛丸は買い込んだ菓子パンやらおにぎりやらを貪る。

「お腹いっぱいになるまで食うもんかぁ?そもそも。」
「ま、そーゆー奴もいるってことです。僕、太らないし。」

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