案内屋 〜アンナイヤ〜
第4章 きさらぎステーション 其ノ四
「馬鹿。もうそれしか無ェだろ。行くぞ。」
エンジンキーを回し、車が吼える。
勢いの良いエンジン音と共に二人の乗った車は誘拐犯の向かう先、牛頭駅ときさらぎ駅の後方に面する山へと向かった。
:
しばらく走ったころだった
一軒の人気のある建物を見かけた
「あ…あれって。」
渋谷もそれに気付く。
「あぁー、ファミリーマートね。どーやらあそこだけ何故かまともらしい。この辺からの脱出法の一つだそうだ。お前もヤバくなったらここに来い。」
どこか恋しいコンビニエンスストアはすぐに通り過ぎて行ってしまった。
また、人気の無い気味の悪い山道が続く。
エンジンキーを回し、車が吼える。
勢いの良いエンジン音と共に二人の乗った車は誘拐犯の向かう先、牛頭駅ときさらぎ駅の後方に面する山へと向かった。
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しばらく走ったころだった
一軒の人気のある建物を見かけた
「あ…あれって。」
渋谷もそれに気付く。
「あぁー、ファミリーマートね。どーやらあそこだけ何故かまともらしい。この辺からの脱出法の一つだそうだ。お前もヤバくなったらここに来い。」
どこか恋しいコンビニエンスストアはすぐに通り過ぎて行ってしまった。
また、人気の無い気味の悪い山道が続く。