案内屋 〜アンナイヤ〜
第4章 きさらぎステーション 其ノ四
武器、と聞き、凛丸は手のひらの青い棒を見直した。
どこからどう見ても武器には見えない。
当たり前のガラパゴスケータイくらいのサイズだ
「危ない時にその青い棒、つまりは通称DCAの側面にあるスイッチを押して、"ディメンションスタート" と叫べ。お前に合った武器になる。」
「これが…武器に…?」
「そうだ。DCA、Dimension Compression Armament。物理次元圧縮理論を用いた案内屋の武器だ。様々な武装、又は物体を使用者のイメージに呼応して具現化する。この国じゃあ、警察かそれ関係の人間じゃなきゃまともな武器を持てないからな。そうやって武装するのが俺達には最もなのさ。」
凛丸には渋谷が言っていることがあまり理解は出来なかったが、理解仕切ろうとしたら多分頭が混乱すると考え、丁度いいところでとりあえずDCAについて飲み込んだ。
「さて、行くぞ凛丸。調査が終わり次第この車で合流だ。」
「気は進まないけど…分かりました。行きましょう。」
どこからどう見ても武器には見えない。
当たり前のガラパゴスケータイくらいのサイズだ
「危ない時にその青い棒、つまりは通称DCAの側面にあるスイッチを押して、"ディメンションスタート" と叫べ。お前に合った武器になる。」
「これが…武器に…?」
「そうだ。DCA、Dimension Compression Armament。物理次元圧縮理論を用いた案内屋の武器だ。様々な武装、又は物体を使用者のイメージに呼応して具現化する。この国じゃあ、警察かそれ関係の人間じゃなきゃまともな武器を持てないからな。そうやって武装するのが俺達には最もなのさ。」
凛丸には渋谷が言っていることがあまり理解は出来なかったが、理解仕切ろうとしたら多分頭が混乱すると考え、丁度いいところでとりあえずDCAについて飲み込んだ。
「さて、行くぞ凛丸。調査が終わり次第この車で合流だ。」
「気は進まないけど…分かりました。行きましょう。」