案内屋 〜アンナイヤ〜
第5章 きさらぎステーション 其ノ最終章
下手なこと喋れない気がした。
「あの…なんの為にかは話します。だから、その前に僕の装備を返して下さい。」
警戒、疑念、恐怖、
様々な感情が凛丸を焦らせる。
「警戒かね?まぁよかろう。」
男が部屋の隅に放置されていた凛丸の装備を回収し、凛丸に手渡した。
凛丸は返された装備、無線機とDCAを腰に装備し、DCAを強く握った。
「ここに来た目的を話す前に一つ、貴方達は何者ですか?それを明かしてもらえない限り、貴方達が敵では無いとは思えない。」
「この地図に無い場所で、敵味方などと…。」
「お願いします。そうでなくては僕自身整理がつきません。」
男と凛丸の間にしばし重い警戒が走る。
「あの…なんの為にかは話します。だから、その前に僕の装備を返して下さい。」
警戒、疑念、恐怖、
様々な感情が凛丸を焦らせる。
「警戒かね?まぁよかろう。」
男が部屋の隅に放置されていた凛丸の装備を回収し、凛丸に手渡した。
凛丸は返された装備、無線機とDCAを腰に装備し、DCAを強く握った。
「ここに来た目的を話す前に一つ、貴方達は何者ですか?それを明かしてもらえない限り、貴方達が敵では無いとは思えない。」
「この地図に無い場所で、敵味方などと…。」
「お願いします。そうでなくては僕自身整理がつきません。」
男と凛丸の間にしばし重い警戒が走る。