テキストサイズ

愛されたくて

第1章 大好きだったのに

玲奈はそのモデルさんのようなスタイルからクラス中の男子の注目の的だった。

「玲奈って入学してから何回男子フったの?」

美佳がニヤついて聞いた。

「さぁねぇ・・・」

「あ~なるほど、もう数えきれないほどって事ですか」

「うるさいバカ美佳」

私はこの2人のやりとりが大好きだった。

「いやでもマジな話、そんなに告白されてるんだからさ、一人くらいタイプの男とかいなかったの?」

「そうね」

玲奈はばっさりと言い切った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ