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愛されたくて

第1章 大好きだったのに

慎司は小さく舌打ちすると
私に背を向けた。

「重いんだよ。」

「えっ?」

慎司の言っている意味が全くわからない。

「重いって・・・?私、慎司がスリムな女の子の方がタイプだって言ってたから頑張って絞ったよ?今だって慎司好みの体型をキープできるように毎日・・・」

「黙れ!!!!!」

「ひっ・・・」

「そういうのにもう耐えられないって言ってるんだよ!!うんざりだ!!」

そう言って慎司は走り去った。

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