
しょうがないの
第1章 ~AV女優になるまで~
やがて、5年が過ぎ、父さんはガスリンスタンドで務めることになった、しかしもう貯金は0、到底生活はもうギリギリだ。
母「どうしましょう…これじゃあやってけない…」
父「ごめんな、俺ももっといいとこに務めたいんだがどこも雇ってくんないんだ…」
母「もういい加減七歌だって15だし、パート…やったほうが…」
父「…」
自「うち、高校行かなくていいよ、中学卒業して、働くよ」
父「何言ってる、この時代、中卒で雇ってくれるとこなんてあるわけねえだろ、それに七歌はまだ15歳だ、これからの未来があるだろ」
自「でも…」
母「七歌には関係ないわ、ささっ寝ましょ寝ましょ」
父自「…」
うちは、何もできない自分に腹が立った。
