
体の相性
第2章 飲み会
お姉さまと優さんがそんなやりとりを
している時スキができた
そのスキに私は優さんが持ってる
お酒を奪う
「おい!早希!!」
「!!」
急に呼び捨てにされビックリした私は
持っていたお酒を落としてしまう
「大丈夫か!?」
そんな高い高さでなかった為
グラスは割れずにすんだ…
しかし着ていたブラウスがビチャビチャだ
「大丈夫?優が脅かすからー」
男性スタッフがお絞りを持ってきて
拭いてるれる
丁度ブラウスが濡れているので
拭かれる度に
胸にひんやりとした感覚が気持ちよくなってくる
どうしよう…
お酒飲んでるからかな?
ひんやりするのが
気持ちいい…
それに気づいてるのか拭き方が
さっきから胸に集中してる気がする
「………っぁ」
咄嗟に小さく声が漏れた
やばいと思ったが
私の声は周りの賑やかな声にかき消された
私はもう大丈夫と言いたいが
頭がぼーっとして喋れない
抵抗ができない
男性は服を拭く振りをして
さり気なく胸をもんでくる
騒がしい周りは私たちに気づかない
男性の息が荒くなってるのがわかる
怖い…
咄嗟に目を瞑ったその時
