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体の相性

第4章 罪悪感


「はぁ…はぁ…」
絶頂をむかえた私たちは息を切らしていた

私はもう、クタクタで動く事が出来ず
そのまま目をとじた……





夢の中、首がくすぐったい

「ーっッ」

一瞬首元に痛みが走り
目を覚ます

見覚えのない部屋に私は一人で寝ていた

思考がおいついてない…


さむ…

ヒヤっとした、風に身震いをし
自分が服を着ていない事に気づいた

「ーーーっ!!」

その瞬間全てを思い出す

わ、私……

優さんと…


どうしよう
和輝がいるのに…

私最低………


お酒が入っていたとはいえ
自己嫌悪に陥る

青ざめながら部屋を見渡すと
枕元にある紙を見つけた


「早希ちゃんへ

何回起こしても起きないから
先に学校行く
悪く思うなよ

起きたら勝手に風呂使えよー
鍵はまた後で届けろ

ps.寒いからマフラーでもしとけよ」

紙切れと一緒にかぎがおいてあった


夢ぢゃない
私…
優さんとしちゃったんだ………

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