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体の相性

第6章 和輝の家

再び目を開けるとそこには
通い慣れた和輝の部屋の天井だった

和輝は私の頭をずっと撫でながら
心配そうな目で見つめている

「やっと起きた…大丈夫か?」

「ご、ごめん…私……!!」

急に起きると和輝のおでこに衝突してしまった

「いってー…」

「ご、ごめん!!」

わためく私に

「もう、怒った!」

そういって
私をベットに押し倒した

和輝の力強さにドキドキする

「早希……」




ゆっくりと和輝の顔が近づき
唇が重なる

「早希、好きだよ」

何度も何度もキスをする和輝の顔は
どこか悲しんでるように見えた

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