体の相性
第2章 飲み会
心を読まれたように
釘をさされるように言われた言葉に
私はドキッとする
どうしよう…
優さんを見ると
“もちろん来るよな?”
と言わんばかりの強い瞳が目に入り
断りにくい……
迷っていたら
厨房をしめ終えた人たちがやってきた
「早希ちゃんも参加するの!?珍しい!」
「だったら私、参加する!早希ちゃん一緒に飲もうー!」
二つ上のお姉さま方二人に
両端から抱きしめられる
背が小さい私は丁度二人の胸があたる位置に頭がある
く、くるしい…
勝手に話は進んでいく
ますます断れない
…というか喋れない
「じゃぁ、とりあえず人数分のお酒持ってくる」
レジを締め終えた店長がそういって
厨房に入っていく
「あ、私も手伝うよ!」
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