
マネジ×マネジ
第1章 日常
幸樹先輩が校庭に戻るととみんなも戻っていく。
騒がしかったここも一気に静かになっていく。
寒い。とにかく寒い。
ここは大きい木の下にあるため木陰になっている。夏は快適でいいのだが、冬になるとここだけが南極と化す。
でも私はここも好きだ。さっきの被服室とは違いみんなの顔が近くで見れる。
・・・やっぱり幸樹先輩かっこいいな。
「桃音ちゃん!」
「ひゃ、ひゃい!」
またしても声が裏返ってしまう。
優衣先輩の不意打ちは怖い。
「だーれ見てるの?好きな人?」
幸樹先輩を見てたなんて言えない!
「あっわかったー!颯太君見てるんでしょー!あのこかっこいいもんね!」
「違いますよ!やめてください!」
「えっ照れてる?かわいいぃ^^」
よかったばれずに済んだ
「じゃああんまり見とれてないで作業はしっかりね!」
「はいっ!」
優衣先輩はそう言って校庭へと去っていった。
ふと校庭を見ると颯太君と目が合った。颯太君はにこっと笑った
ふふふっかわいい
弟だったらいいのにな
騒がしかったここも一気に静かになっていく。
寒い。とにかく寒い。
ここは大きい木の下にあるため木陰になっている。夏は快適でいいのだが、冬になるとここだけが南極と化す。
でも私はここも好きだ。さっきの被服室とは違いみんなの顔が近くで見れる。
・・・やっぱり幸樹先輩かっこいいな。
「桃音ちゃん!」
「ひゃ、ひゃい!」
またしても声が裏返ってしまう。
優衣先輩の不意打ちは怖い。
「だーれ見てるの?好きな人?」
幸樹先輩を見てたなんて言えない!
「あっわかったー!颯太君見てるんでしょー!あのこかっこいいもんね!」
「違いますよ!やめてください!」
「えっ照れてる?かわいいぃ^^」
よかったばれずに済んだ
「じゃああんまり見とれてないで作業はしっかりね!」
「はいっ!」
優衣先輩はそう言って校庭へと去っていった。
ふと校庭を見ると颯太君と目が合った。颯太君はにこっと笑った
ふふふっかわいい
弟だったらいいのにな
