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嘘みたいに、恋焦がれた。

第1章 俺の目の前で

「大野さん!」

「にの!おはよぉ」

「おはようございます」


収録前の楽屋。

ゲーム機片手に現れたにのが

いつもどおりリーダーに

挨拶する。

ソファで、にのがリーダーの

膝の上に乗って、

らぶらぶしてる。


雑誌を読んでた俺は

ちらっと2人を見ながら

小さく溜め息を吐く。


「相葉ちゃん、おはよう」

「翔ちゃん。おはよ」


翔ちゃんが楽屋に入ってきて、

俺の隣に座る。


「珍しいね、いっつも

翔ちゃんが1番早いのに」

「えっ?いやぁ……、

ちょっとほら、

今日はそう、寝坊!」

「……翔ちゃんも

毎晩毎晩お疲れ様」

「まいばっ……!?

な、なななな何言ってんの

相葉ちゃん!!!」


うわ、翔ちゃん動揺しすぎでしょ!

翔ちゃん、可愛い~。

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