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『マサちゃん！
“ごめん”って言わないの！

お母さんは、お父さんと…約束してたんだから…


子供達の恋愛は…応援しようって――――――』






「父さん…と…？」



母は、薬指の指輪を触りながら…微笑む…




『…そっ…お父さんとお母さん…大恋愛の末…結ばれたから…


応援するって、決めてたの！』




母は、寺を見ると――――…




『…寺長根くん…マサちゃんを…よろしくね…

泣き虫だし、【女装】趣味だし…意外に頑固だし…』




「はい……俺も…

人をここまで好きになったの…雅が…はじめてなので…

不器用な愛し方しか出来ませんが……頑張ります。」




母は―――――――…立ち上がると…




俺達二人を……




そっと…抱きしめてくれた




「母……さん/////」

「…ありがとうございます!!!」



寺は…母の腕の中で…何度も…何度も――――――…


”ありがとう“を伝えていた…





真さん…に……も


言いたかっな――――――…




”ありがとう“