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一途な恋

第1章 高校入学

「よぉ。お隣さん♫
おっちょこちょいさん♫」

((ええええええええええ。
最悪だ。朝の失礼な人だ。))

「どーもー。」

「素っ気な!朝助けてやったのによ。」

「言っとくけど、おっちょこちょいじゃないし
私には神田ひかりという輝かしい眩しい名前がついてるんです。」

「…ぶはっ。輝かしくて眩しいって笑」

「わ、笑うことないじゃん!」

((もー!あったまにきた。
口聞かないでおこう。))

「ちなみに俺の名前は水沢ひかる。
みんなひかるって呼んでっから。
俺もひかりって呼ばせていただくわー」

「え、ちょ!」

「何か問題でも?
それとも質問?」

「いや…。」

名前で呼んでくれるの
まことだけじゃなくなった。
けど男子に下の名前で呼ばれるって
少しドキドキする…。

って!
私はまこと一途なんだけど!!

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