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秘密の約束

第22章 繋がり

診察室へと入ると、白衣を着た女の人が椅子に座っていた。

見た目からして、40代半ばくらいだろう。

「はい、そこに掛けて」

勧められた椅子に座る。

「で、これからどうするの?相手は?」

その先生は問診票と、改めて病院に来て行なった検査の結果を見ながら言った。

「相手は…わかりません…。」

「分からないってどういうことよ。」

驚いた先生は、カルテから目を離してかほを見る。

「2人…可能性のある人はいて…。」

「あなたとはどういう関係なの?」

「1人は学校の先生です…もう1人は同い年の友達です…。」

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