テキストサイズ

秘密の約束

第26章 新たなライバル

(あーあ…あたしもしおりちゃんみたいに素直になればいいのかなぁ…?)

自分のいじわるさを恨んだ。

優希ちゃんにしたって、あれは確かに凄いが結局自分が大場先生のことが好きという気持ちを素直に受け入れて大場先生に接しているのだ。

そう考えれば、私は優希ちゃんよりも最低かもしれないなぁ…。

先生の背中を見て、やっぱり今のままじゃ先生は私に振り向いてくれないと思い始めた。

素直になろう…

優希ちゃんにも負けない…

心に決めた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ