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秘密の約束

第27章 かほからの…

部屋の中もとても綺麗に片付いていた。

「狭くてごめんね…。」

「そんなことないよー!すごい綺麗!」

どうやら青山先生は出かけているようで、アパートの部屋の中にはいなかった。

「今、お茶かなんか淹れるね。」

「そんな!気にしないで!!」

「大丈夫!あたしも飲みたいし!」

かほが淹れてくれた紅茶はとても美味しかった。

「かほ…ご両親には言ってないの?」

「うん。もう連絡もとってない。こっちもとる気ないし…。みんなに迷惑かけたよね?」

「そっかぁ…あたしは大丈夫だよ!気にしないで!」

どうやら青山先生は今、塾の講師をして生計を立てているらしい。

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