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俺のバラ色の日々がっ!

第3章 生徒会長

ほんと何なんだよ!

俺今日日直とか!

今日は夕葉と睦月と遊ぶ……あ、いいのか!俺の意見通してもらえなかったし。

てなわけで二人には先に帰ってもらった。

現国の先生がワークを準備室に置いて来いというのだ。しかも放課後。

俺は男女のワークを持ち、廊下を進んだ。

それにしても……重いなぁ……何で俺なんだよ。

あ、日直だからか

現国準備室に着き、手が塞がっているため足でドアを開けた。

真っ暗だ。

今思うと入るのがはじめてだ。

此処は他の教室と違って古い教室だ。もちろん電気のスイッチの場所も違う。

俺は電気を付けずに「失礼します」と一応挨拶をして教室に入った。

明かりはまだ明るい外の光だけで他は何もない。

俺はワークを窓際に置いて、教室の出口へ向かった。

しかしその時!何かに躓いてしまった……

反応が遅かったため、衝撃が来ると思って目を瞑っていたのだが、いっこうに床は来ない。
それどころか柔らかい感触だ。

少しの間驚いていると、下から

「大丈夫か?」

と、声が聴こえてきた。

下のほうを見てみると……

何も見えなかった(だって暗いんだもん!)

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