~∞人の始末屋~
第11章 またまた人探しですか。
ガムside
さっき驚く事が起こりました。
なんと実家から
僕宛てに手紙が来たんです
家に少しでいいから
帰って来て欲しい
と言う内容が
書かれてあって
ガ「…今さら、なんやねん」
おそらく姉が書いたであろう
綺麗な字が並んだ手紙
普通の内容なのに
なんだか腹立たしく思えた
ア「どないしてん?」
急に顔を覗き込まれる
ガ「あ、いいえー
なんでもありません」
ア「難しい顔してたけど?」
アーセナルは眉間に
シワを寄せたまま
さらに顔を近づけてきた
そして僕が胡座を組んでいる所に
ちょこんと座った
アーセナルの体温を
感じるとむしゃくしゃしてた心が
スッと楽になった様な気がした
ガ「ありがとうございます」
ア「…。」
やっぱり何かあったって
分かってたんですね。
その表情お前には似合ってへん。
…ははっ、確かに
そうかもしれませんね。
僕が笑うと優しげな苦笑い
無理して笑わんでええけど
ガムにはしょぼくれた顔より
笑顔が似合ってる。
そういって頬を突つかれる
不意に僕の手が
随分大きくなった
アーセナルのお腹に触れた。
そのまま優しく撫でると
赤ちゃんが元気に
動いているのが分かる
可愛ええやろ。って言いはるから
ええ、2人とも。って
アホみたいな返しを
アーセナルが寝た頃
僕は手紙を破いて
ゴミ箱に捨てた。
ガ「姉さん。
俺は、どんな理由があろうと
絶対に帰らんからな」
さっき驚く事が起こりました。
なんと実家から
僕宛てに手紙が来たんです
家に少しでいいから
帰って来て欲しい
と言う内容が
書かれてあって
ガ「…今さら、なんやねん」
おそらく姉が書いたであろう
綺麗な字が並んだ手紙
普通の内容なのに
なんだか腹立たしく思えた
ア「どないしてん?」
急に顔を覗き込まれる
ガ「あ、いいえー
なんでもありません」
ア「難しい顔してたけど?」
アーセナルは眉間に
シワを寄せたまま
さらに顔を近づけてきた
そして僕が胡座を組んでいる所に
ちょこんと座った
アーセナルの体温を
感じるとむしゃくしゃしてた心が
スッと楽になった様な気がした
ガ「ありがとうございます」
ア「…。」
やっぱり何かあったって
分かってたんですね。
その表情お前には似合ってへん。
…ははっ、確かに
そうかもしれませんね。
僕が笑うと優しげな苦笑い
無理して笑わんでええけど
ガムにはしょぼくれた顔より
笑顔が似合ってる。
そういって頬を突つかれる
不意に僕の手が
随分大きくなった
アーセナルのお腹に触れた。
そのまま優しく撫でると
赤ちゃんが元気に
動いているのが分かる
可愛ええやろ。って言いはるから
ええ、2人とも。って
アホみたいな返しを
アーセナルが寝た頃
僕は手紙を破いて
ゴミ箱に捨てた。
ガ「姉さん。
俺は、どんな理由があろうと
絶対に帰らんからな」