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~∞人の始末屋~

第2章 マック、ジャッキーの辛い過去。

マックside







ジャッキーはまたあの事を
思い出したんやろう


しかもこの3~4歳の子が
助けてって言うたんやから
余計に混乱したんやろうな











マ「ジャッキー、
ちょっとはマシになったか?」









ジャ「…おん、さっきよりかは」












マ「それは良かった。

皆になんて言い訳する?
多分やけどな、アーセナルには
バレてんでほんまの貧血やないって」










ジャ「そうやろうなぁ。
貧血と似とるんは事実やけど」










右下を見ると例の女の子が
不思議そうに俺等を見上げてた













「…おねぇちゃん、しんどいん?」











ジャ「ちょっとだけなー
でも、心配しやんで大丈夫やからな?」










「そうなんや!良かったぁ!」










泣いてた頃とは打って変わって
ニコニコしてる


俺等はジャッキーの歩く
スピードにあわせて歩く









マ「そう言えばお名前
聞いてへんかったね。
なんて言うん?」












「奈津!奈津っていうね~ん」













マ「そっかナツ…か、ええ名前やね」











「ありがとぉ!」













そんな会話をしていると
社長の部屋についた
中からは男達が叫ぶ声が聞こえる












マ「俺、応援に行くから
ナツとジャッキーは
部屋の外で隠れて待っといて」











「はーい」










2人を置いて行くのは
かなり抵抗があったけど
仕方がない


もう、すぐに終ると思うけど…









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