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~∞人の始末屋~

第3章 ナツ。

ガムside








「………」テテ、チョコン







ガ「…ん、あら?珍しい」






僕の膝にちょこんと座る
ナツちゃん





「絵本読んでぇ~、
アーねぇちゃん下手やねんで!
やからガムにーちゃん読んでぇ!」





なるほどアーセナルが絵本を
読み聞かせるのが下手だと。

確かにアーセナルが子供に
絵本を読み聞かせする事なんて
ないですし
読み聞かせてる姿すら
想像できませんよね





ガ「いいですよ~」





「やったーぁ!」








なきむしおつきさま
それにしても
この絵本久々に見ますね
マックが号泣してたやつ





ア「あ、バトンタッチしてる…。
ナツ、わしゃもう読まんぞ」






「はーい」






よほどなにかに神経を使ったのか
お疲れのアーセナル






ア「……おい、こっち来いや」





ガ「え?はい。」





ナツちゃんをヒョイと
持ち上げて
ソファーで寝転んでる
アーセナルの隣に座る


するとゆっくりと
起き上がって
なぜか僕の背中に抱きつく
そしたら色々大変で

アーセナルは離れへんわ
ナツは膝に座って
早く続き~言うし


もうどないしたら
いいんですかねー

これはこれで
いいんですけど

可愛い2人に囲まれて
幸せなんですけど


















ア「自分が絵本読み聞かせ
してる姿想像したらキモいわ」






ガ「そんな事言わない!」









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