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~∞人の始末屋~

第3章 ナツ。

マックside








マ「えっと」





今日も朝から調べごとや

あの日盗んできた
携帯のロックを
トッポに解除してもらって
調べてんねんけど
そこまでいい情報はない





マ「ジャッキー
また顔色悪なってんで」





ジャ「ん?そうか?
まぁ、確かに…
あの時から頭、ポケーっとしてる
気ぃするけど大丈夫やろ」






マ「お前の大丈夫は信用できへんねん!
やっぱ寝とき。強制な」






ジャ「なんでやねん!仕事終わるまで」







マ「アホなこと言うな!
倒れられたら困る」






そういうて寝かせようとするけど
ねばるジャッキー
こう言う所頑固やからな。






ジャ「30分寝たらええやろ?」






マ「あかんいうとるやろ!!
ほんまに無理ばっかしよって!」






ジャ「だってさぁ、」







マ「だってもヘチマもないわ!!」







心配性すぎるという
悪い癖がでる







ジャ「…そ、そこまで
怒らんくてもええやんか」






マ「怒るわ!ボケッ!
お前はここまで言わんと聞かへんやろ!
俺はこれでも心配しとるんじゃ!」







手を引いてジャッキーを
ベットに座らす
一瞬手を触っただけやのに
俺より体温が高いのは
まるわかりやった。








ジャ「なんかすまん」






マ「謝れなんて一言も言うとらん。
ほら、寝ぇ」







ジャ「うん。
じゃあお言葉に甘えて」






やっとの事で
横になるジャッキー








マ「ちょっとの間
一緒に寝たろか?」














いつもならいらん!!
って言うくせに
今日は黙って隣を空けた


一緒にベッドに入って
ジャッキーの頭を撫でる。
するとすぐに寝た


あの時よっぽど
精神的ダメージを食らったのか
今でもしんどそうな顔してんのに
仕事させれる訳ないやん










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