テキストサイズ

~∞人の始末屋~

第6章 手掛かり。

ナインside






アーセナルが
拉致されて2ヶ月半。


朝ご飯を食べた後
マックから集合がかかった

ジョニーがある男に2ヶ月かけて
接近した所
ついに口を滑らしたらしい





慌ててガムの部屋に行き
バコン!!!とドアを開ける。


やっぱりまだ寝とった
そーっとガムの顔を覗き込む

この2ヶ月半で痩せてしまったのが
目に見えて分かる

あ、はよ起こさな。






ナ「ガム、起きて!
起きてってばーっ!!」







ユサユサと揺らすが
起きる気配はない
次は叩く。







ナ「ガム!ガム!
アーセナルの情報が
入って来たんやって!」






そしたらさっきまで
まったく起きる気配がなかったのに
アーセナルという言葉に
反応したのかガバッと飛び起きた







ガ「はい!何?!
アーセナルの情報?!」






ナ「そうそう!ジョニーが目を
付けてた奴がついに
口を滑らしてん!」






ガ「ほんまですか!」






ナ「うん、ほんまやって!
はようホール行こ!」








寝間着のままの
ガムの腕を掴んで
今までに無いぐらいの
音と速さで階段を降りる


ガムの部屋のドアと同じように
勢いよくバコン!!!と
ホールのドアを開ける






ジャ「おい、
じゃかぁしぃーんじゃボケ!
ドア潰れるし静かにしろっ!」







マ「階段も静かに降りろや!」







ガ、ナ「はーい…」









マックとジャッキーに
怒られてしもたけど
それよりも早く話が
聞きたくてのマック前に
トッポ、ガム、エース、自分は
正座をした。


そしたらなんで正座やねん?!
なんて言われたから
足を崩した



そしてエースが胡座をかく
それに続いてなんとなくガム、
僕、とエースの真似をする

トッポも真似しようとしたから
慌てて止めた。



お前!女の子やし
今スカートやろうが!!って
ジャッキーに頭を叩かれて
あたぁ~っなんて言うてる

ガムは早く話が聞きたいみたいで
思いっきり<●><●>カッと
目を見開いてマックを
ガン見ガン見ガン見

皆に怖い…って言われてた。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ