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~∞人の始末屋~

第8章 信じる。

マックside






ナ「ねぇジャッキー
もぉ着く~?」






ガ「なぁジャッキー
もー着く?」







ジャ「…あぁもう!!
やかましいな、さっきから
子供みたいな事いうなや
もうすぐ着くいうてるやろうが!」







俺の隣、つまり
助手席に乗ってるジャッキーと
2列目に乗ってるガムと
3列目に乗ってるナインが
ずーーっと同じ事
いうててうるさい。
まだ10分も走らせてへんのに








ジョ「まだそんな時間たってへんで?」






ナ「え、そうなん?」







エ「だから腕時計付けとけ
って毎回いうてるやろ?!」






ナ「あんな!腕時計壊れてん!
エース買って。」






エ「…は?
何をいうとんねん
ほんでなにし俺やねん。アホか」







ナ「なんで~」






エ「じゃあトッポに頼めや。
誕生日に買ってぇ~♪って」






ト「私が買うん?!」







ナ「誕生日に買ってぇ~♪」







ト「…それはね、ナインくん
値段によります。
お高いのはね、あかんよ」







ナ「ほんじゃあ5万からどうぞ」






ト「…高い。ゼロ1つ取って
5000円ぐらいにして」






ナ「安い!!」







ト「安ないわ!!」







…おいおい。
今から始末行くのに
なんで誕生日プレゼントの
話しやら金の話やらしとんねん

なんかガム眠そうやし!
ジャッキーも
呆れてため息ついてるし
エースは勝手に
トッポのゲームいじってるし
ジョニーは寝るな!
ってガムのほっぺ叩いてるし
自由すぎやろ
これ、失敗せえへんやろうな?







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