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~∞人の始末屋~

第9章 ほな、行こ。

トッポside








ト「ちょお、速いよ!待って!」





ガ「…あぁ、ごめんなさい」









私はガムと行動してる
さっき下部と戦い
不意にも頬を切ってしまった
全く油断の出来へん状態

ガムはいつもより大人しいし
慌てているような感じがする
歩くスピードも速くて
ついていかれへん






ト「ガム、急いでるんは
分かるけど」






ガ「…あぁ、、
ちょっとテンパってて
ごめんね」






ト「冷静に行こう?
集中力も切らさんと」







ガ「はい、そうやね
…頑張ります」







そう言いニコッと笑って
歩みを少し遅くした
建物の中は薄暗く
携帯している
懐中電灯をつける

階段を上ろうとした時
サザーッと
トランシーバーから雑音。
すぐにジョニーの声が聞こえた







ジョ『今、6階の
応接室らしき
部屋の前に居てます

殆どの下部を倒して
人は少ない、やけど
安全の保証はありません。

僅かな隙間から
拉致されたであろう
人を数人確認。

今から応接室に
3人で入るけど
もしもの事があれば
連絡します』








マ『了解』






ジャ『うちらも
今からそっち向かうわ』






拉致されてる人を
見つけたと聞き
顔を見合わせる
私もジョニーに返事を返し
ガムはなにか決心でもしたように
私の手首を握り走り出した













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