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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第3章 ~冬休みは危険がいっぱい!?~


「きゃっ!」

 その悲鳴に俺はハッとした。
 すぐさま振り向くと、一糸まとわぬ凛音がそこにいた。

「お兄ちゃん……なんで水かかってるの? 風邪ひくよ」

「いや、待て。問題はそこじゃないだろ……何してる」

「へへ、一緒にお風呂入ろ」

「…………出ていけ、俺はゆっくりひとりで入りたいんだ」


 凛音は惜しげもなく、まるで服を着ている時と同じ様に平然と俺の前に立つ。


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