天然小悪魔な妹とヘタレな俺
第3章 ~冬休みは危険がいっぱい!?~
「こんなとこ見つかったら、仲のいい兄妹では済まなくなるぞ」
「うん……でも、明日からお兄ちゃんとふたりきりだと思うとカラダが疼いちゃって」
ああ、だろうな……モゾモゾしてたし。
「せめて明日まで待てよ、なに危険なことしてるんだよ」
凛音はキュッ、蛇口をしめ俺のカラダに抱きついてくる。冷えたからだに熱く感じるほど柔らかな感触と熱……
「ば、こらっ」
「しっ! お兄ちゃん、大きな声だすと聞こえちゃうよ」
「お前が出ていけばいいだけだろ」