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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第4章 ~クリスマス~


 俺は、さして欲しくもない雑誌だけを買ってコンビニをでる。

 これで良かったのかもしれない。
 やはり……俺たちの関係は許されるものではない。聖なる夜に……することでもない。


 そうと決めればいち早く凛音の元に帰ろう。せめて、一緒に過ごすことには罪はないはずだ。凛音は家族なのだから。

 今頃、ひとり家で拗ねてるに違いない。

 

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