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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第4章 ~クリスマス~



「……お兄ちゃん、コレもコンビニで?」

「なわけ無いだろ……」

 凛音は無造作にコンビニに袋に入れられた、箱を取りだす。赤と緑のリボンの巻かれた長方形の箱を。

「……あ、もしかして……わたしに?」

「他に誰にやるんだよ」

「……もう、お兄ちゃん。それなら、もっと慌ててよ。ムード台無しだよ」

「別に妹にプレゼントあげるのにムードはいらないだろ」

「もう、お兄ちゃんは女心をわかってないんだから」

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