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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第4章 ~クリスマス~


 凛音は、どうありたいのだろうか。

 ただ俺とやりたいだけなのか、陽気な振る舞いは判断に困る。

 これじゃ俺の方が乙女じゃないか。

 それとも俺は認めるのがこわいのだろうか、凛音は……真剣かもしれないことを。


 幼く見えたって、凜音も何が悪いことなのかわかる歳だ。快楽に溺れたいなら、別に俺でなくてもいい。

 凛音は、歩くだけで男が寄ってくる。

 俺と違い異性に不自由してるわけじゃない。


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